カードローンの借り換えとは？借り換える方法からメリット・デメリットまで徹底解説

「カードローンを借り換える」とは？

カードローンの借り換えとは借入先を他社に変更すること

カードローンの借り換えとは、現在借りているカードローン会社Aから他社Bへ借り入れ先を変更することを指します。

手順としては、新たにB社でカードローンを契約し現在借り入れている金額と同額をB社で借りて、もともと契約していたA社のカードローンを完済します。

借り換えはカードローンだけでなく、住宅ローンなどでも利用される制度です。また、事業者でも返済計画の変更などで利用されています。カードローンでも返済計画の変更のために借り換えする例が多いです。

カードローンの「借り換え」と「おまとめローン」は別のシステム

「カードローンの借り換え」とよく混同される言葉に「おまとめローン」があります。以下のような違いがあり、別のシステムです。

• 借り換え……1社から借りているものを、他社へ変更
• おまとめ……複数から借りているものを、別の1社にまとめる

おまとめローンではA社、 B社、C社のように複数から借りていた総合金額をD社で新たに借り入れ、A社、 B社、C社へ完済します。その後はD社に返済をするという方法です。間違えやすいので注意しましょう。

カードローンの借り換えはリボ払いやフリーローンからもできる

クレジットカードのリボ払いやフリーローンをカードローンに借り換えることも可能です。リボ払いとは、クレジットカードの返済方法の1つで、月々の支払額を一定に固定し手数料と合わせて返済します。

フリーローンとは用途が限定されていないローンのことで、比較的長期間に渡り高額を借り入れる際に使用されています。リボ払いをカードローンに借り換えることでクレジットカードの限度額を元の金額まで戻すことができるなどのメリットがあります。

カードローンの「借り換え専用ローン」は新規の借り入れ不可

借り換え専用ローンは、通常のカードローンの借り換えと以下のような点が違います。

• 新規の借り入れができない
• 総量規制の対象外

通常の借り換えローンでは、追加で借り入れ可能です。しかし、借り換え専用ローンでは新規の借入はできません。また、顧客に一方的に有利な借り換えや借入残高を減らすための借り換えであれば総量規制の対象にはならないのもポイントです。

借り換えた直後に元のカードローン会社へは完済されるため、一時的な借り入れを総量規制の対象に含めないことで総量規制の限度まで借りている人も借り換えができるようになっています。

また、アコムなど商品によっては、複数の借り入れをまとめることもできる借り換え専用ローンもあります。

カードローン借り換えの3つのメリット

①低金利のカードローンに変更して利息を軽減

今、借りているカードローンよりも低金利の会社に借り換えることで、毎月の利息金額を減らすことができます。完済時の支払い合計金額は借入金額と利息金額の合計です。利息を減らすことは最終的な返済金額を減らすことに繋がります。

また、借り入れ金額は変わりませんが利息金額が減ることで、月々の返済金額も少なくなり生活に余裕が出る可能性もあります。余裕があるときは臨時返済をするなどして元金を減らしやすくもなります。

「借り換え専用ローン」はさらに低利息

借り換え専用ローンに変更することで、さらに利息を下げられる可能性もあります。

総量規制を超えて借り入れている場合、貸金業法施行規則第10条の23第1項 第1号の2（約定に基づく返済により借入残高を段階的に減らしていくための借換え）が適用になります。

借り換え後の金利が借り換え前の金利を上回ることがないように定められています。段階的に残高が減少するように設定されており、確実に借金を減らせる仕組みです。

また、次の2点も定められています。

• 借り換え後の1ヶ月の負担額が、借り換え前の負担額を上回らない
• 「担保・保証にかかる要件」の条件が借り換え前の条件より厳しくならない

②毎月の負担額を軽減できる

カードローンの商品によって返済の方法や利息の計算方法が異なります。金利や借入額が同じでも、毎月の返済金額や完済時の返済総額に差が出るのです。

例えば、毎月1万円を返済していた場合、元金定額方式では1万円の元金に利息を足して返済します。元利定額方式に変更することで元金と利息を合わせて1万円の返済になり、毎月の返済額を減らすことができます。

また、最少返済額も着目すると良いでしょう。現在契約しているカードローンよりも最少返済額が少ないカードローンに借り換えることで、毎月の負担を抑えることが可能です。

さらに、小さな金額ですが、ATM手数料無料のカードローンに変更し、返済コストを下げる方法もあります。

③短期間で返済できるようになる

借り換えて利息を低く抑えるということは、借り換え前と同じ金額を返済しているだけで今までよりも多くの元金を減らすことが可能です。

元金を減らすことができれば、返済期間の短縮が可能になります。

具体例で見てみましょう。例えば30万円借り入れ、毎月1万円ずつ返済した場合、利息を低くすることで以下のような差が出ます。

• 金利　年18%の場合……返済総額401,523円、返済期間41ヶ月
• 金利　年12%の場合……返済総額358,440円、返済期間36ヶ月

返済総額は4万円以上減らすことができ、返済期間は5ヶ月も短くなります。

カードローン借り換えの3つのデメリット

①審査を受ける必要がある

カードローンを借り換えるためには、新規契約のときと同じように審査を受ける必要があります。借り換えるカードローン会社は、もともと借りていた会社とは別会社です。

そのため、借り換える会社の審査基準で審査を受ける必要があります。次のような場合、借り換え時の再審査はデメリットであると感じるでしょう。

• 審査のための書類の準備などが大変
• 審査に通るか不安

忙しいなど、審査の準備や契約に時間がかかってしまう人もいます。また、カードローンの審査基準はローン会社によって異なるため、審査に通らない場合もあります。

②借り換え専用ローンの利用で返済期間が長くなる可能性がある

借り換え専用ローンは低金利で毎月の負担を軽減できるローンです。しかし、毎月の返済金額が減ると、元金が減りにくくなります。元金が減らないので返済期間が長引き、返済総額が増えてしまう可能性があります。

特に、元利定額方式に変更した上で毎月の負担額を下げると、低金利のカードローンに借り換えても返済総額が増えやすくなります。各社の用意しているシミュレーターなどを使って、今までよりも良い条件で返済が進められるように借り換えの内容を検討してみましょう。

③借り換え専用ローンでは新規借り入れはできない

借り換え専用ローンは返済専用のローンです。総量規制の対象外にもなっているため、借り換え専用ローンでは新規の借入ができません。

新たに借り入れたい場合は、また別のカードローンに申し込み、審査や契約手続きを行う必要があります。追加の融資の申し込みを検討している人には使いにくいサービスと言えるでしょう。

借り換え専用ローンは、今ある借入金を低金利のカードローンに変更したいと考えている人、少しでも早く返済することを重要視している人に向いています。

【今すぐチェック】カードローンの借り換え先の選び方

利息を抑えたい人向け「借り換え専用ローン」

借り換え専用ローンの魅力は、低金利です。低金利なので月々の負担を抑えることができます。また、利息が少ないので元本を減らしやすく、短期間で完済でき返済総額の削減につながりやすいのも特徴です。なるべく早く完済したい人に向いています。

借り換え専用ローンでは複数のカードローンをまとめることも可能です。返済日が複数あって返済スケジュールが辛い人や、まとめることで法規制に則った低金利が適用される人にも向いています。

追加融資を受けたいのなら他社の「カードローン」

今後、追加で融資を受けたいと思っている方は、他社のカードローンへの借り換えが向いています。現在、A社で借りていて、金利が低く返済プランが柔軟なB社のカードローンに借り換えてA社を完済したとします。

もし、追加融資が必要になる可能性があるのならA社とは解約せずにおけば、必要になったときにすぐに借り入れ可能です。しかし、他社へのカードローンに借り換える方法は、大幅な利息の削減や返済期間の短縮には向いていません。

借り換えを検討中の人におすすめカードローン20選

アコム

出典：アコム

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プロミス

出典：プロミス

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編集部

Vポイントはプロミスアプリの利用や毎月の返済でも貯まり、買い物などで使えます。

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三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

出典：三菱UFJ銀行

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レイクALSA

出典：レイクALSA ※他社からの借入額が多い方や年収の1/3近く借入がある方では総量規制により融資を受けることができない可能性が非常に高いです。

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※2≪180日間無利息の注釈≫※初めてなら初回契約翌日から無利息※無利息期間経過後は通常金利適用。※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。※契約額1万円～200万円まで≪貸付条件≫融資限度額 1万円～500万円貸付利率 4.5%～18.0%ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方遅延損害金(年率) 20.0%ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビングご返済期間・回数 最長5年、最大60回必要書類 "運転免許証※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)担保・保証人 不要※商号：新生フィナンシャル株式会社※貸金業登録番号：関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

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アイフル

出典：アイフル

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三井住友カード カードローン

出典：三井住友カード

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りそな銀行カードローン

出典：りそな銀行

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SMBCモビット

出典：SMBCモビット

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※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

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JCBカードローン「FAITH」

出典：JCB

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楽天銀行スーパーローン

出典：楽天銀行株式会社

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横浜銀行カードローン

出典：横浜銀行

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みずほ銀行カードローン

出典：みずほ銀行

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auじぶん銀行カードローン

出典：auじぶん銀行

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イオン銀行カードローン

出典：イオン銀行

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ダイレクトワン

出典：ダイレクトワン

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セントラル

出典：セントラル

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ろうきんカードローン

出典：ろうきんカードローン

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三井住友銀行 カードローン

出典：三井住友銀行 カードローン

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※三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードをお持ちの方はWEB完結が可能です。普通預金口座がない場合でも、本人確認をオンラインでされた場合WEB完結が可能です。ただし、ご契約後にローン専用カード等が自宅に郵送されてるため、郵送物が困る場合はローン契約機でローン専用カード等を受け取りましょう。

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セブン銀行 カードローン

出典：セブン銀行 カードローン

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ベルーナノーティス

出典：ベルーナノーティス

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シミュレーションしてみよう！返済総額の差を計算

返済期間を50ヶ月としたとき、金利18%のカードローンから金利14%のカードローンへ借り換えた場合の差をシミュレーションしました。

100万円を借り換えた差額をシミュレーション

金利18%の場合

• 返済月額……28,572円（元金……13,572円、利息……15,000円）
• 返済総額……1,428,600円
• 利息総額……428,600円

金利14％の場合

• 返済月額……26,510円（元金……14,843円、利息……11,667円）
• 返済総額……1,325,500円
• 利息総額……325,500円

返済総額の差……103,100円

100万円を借り換えた場合、10万円以上の差が出ることがわかります。

150万円を借り換えた差額をシミュレーショ

金利18%の場合

• 返済月額……42,858円（元金……20,358円、利息……22,500円）
• 返済総額……2,142,900円
• 利息総額……642,900円

金利14％の場合

• 返済月額……39,766円（元金……22,266円、利息……17,500円）
• 返済総額……1,988,300円
• 利息総額……488,300円

返済総額の差……154,600円

150万円借りた場合は、15万円以上の差が出ます。利息が毎月5,000円も差がある点に注目です。

200万円を借り換えた差額をシミュレーション

金利18%の場合

• 返済月額……57,143円（元金……27,143円、利息……30,000円）
• 返済総額……2,857,150円
• 利息総額……857,150円

金利14％の場合

• 返済月額……53,021円（元金……29,688円、利息……23,333円）
• 返済総額……2,651,050円
• 利息総額……651,050円

返済総額の差……206,100円

200万円借りると、借り換えた場合に20万円以上の差になります。月収ほどの差になってしまいます。

300万円を借り換えた差額をシミュレーション

金利18%の場合

• 返済月額……85,715円（元金……40,715円、利息……45,000円）
• 返済総額……4,285,750円
• 利息総額……1,285,750円

金利14％の場合

• 返済月額……79,531円（元金……44,531円、利息……35,000円）
• 返済総額……3,976,550円
• 利息総額……976,550円

返済総額の差……339,200円

返済総額の差が30万円以上となり、借り換えの手間などを考えてもメリットの方が大きいでしょう。

カードローン借り換え時の審査は通りやすい？

審査は厳正に行われる

カードローンの借り換えだからといって、審査に通りやすい、審査が甘いということはありません。

貸金業法では、銀行、消費者金融、信販会社に関わらず審査を行うことが義務付けられています。他社のローン審査に通っているからといって、カードローン会社が審査をしなかった場合違法行為に当たります。

しかし、カードローンの審査は会社ごとに独自の基準で行っています。A社では重視した審査のポイントをB社は重視しないということも多いです。結果としてはカードローン会社ごとに人によって通りやすい、通りにくいという差があります。

さらに、総量規制は全てのカードローン会社が確認しており、借り入れが年収の3分の1を超えると新規の借入はできないと法律で決まっています。

カードローンの借り換え審査ポイントは「返済能力」と「返済実績」

カードローン審査で最も重視されるのは返済能力と返済実績です。

返済能力をチェックするポイント

• 総量規制
• 年収
• 安定した就業

返済能力があるかどうかの基準として、総量規制があります。総量規制を超えての借りすぎを防止するために収入証明書など年収を証明する書類の提出が必要です。また、就業状態も確認し、安定した収入があるのかをチェックします。

収入が不安定だったり、在職期間が短いと返済能力がないと判断されることもあります。返済実績をチェックするポイントは過去の返済に滞納がないかどうかです。過去に利用したローンの他に、クレジットカードの支払いなどもチェックし、滞納がないかどうかを確認します。

過去の返済において期日を守っていた場合は信頼できる人と判断されやすくなります。

審査に通るか心配なら成約率が高いカードローンを選ぶ

カードローンの審査に通るか心配な人は、カードローン会社の成約率を確認してみるのもおすすめです。カードローンによっては新規申し込みに対する成約率を公表しています。大手消費者金融では決算書やレポートを確認してみてください。

成約率の例

• アコム……41.5%
• プロミス……39.6%

成約率の高いカードローンは新規顧客の獲得に積極的な会社と捉えることができます。審査の間口が広い可能性が高いです。

カードローンを借り換える際の3つの注意点

①確認必須！金利と毎月の返済額

借り換え専用ローンでは、前述した通り借り換え後の金利が借り換え前より下がるように決められています。しかし、単純にB社から借り入れしA社の分を完済するだけでは金利などが変わらない場合もあるのです。

確認事項

• 金利
• 毎月の返済額
• 返済総額

これらを確認して、借り換えによって自分の負担が減るかどうかをチェックします。特に、返済プランが柔軟な場合は借り換え前と単純に比較しにくくなる場合があるので、総額を目安にするのも良いでしょう。

②銀行カードローンは借り換えに消極的

銀行カードローンは、すでに借り入れがある状態での追加の貸付に消極的です。銀行カードローンは次のような自主的な取り組みをしています。

• 総量規制の対象ではないが、収入に対する借入額の比率を意識する
• 自行、他行、貸金業者貸付けを勘案する
• 収入証明書不要限度額を引き下げるなど返済能力を考慮

銀行カードローンは総量規制の対象ではないものの、総量規制と同様の審査を行っています。

また、多重債務者を出さないために、審査時に他社からの借り入れがある場合は警戒されてしまうこともあります。

③借り換え目的では使えないカードローンもある

カードローンの中には借り換え目的での申し込みは不可としている場合もあります。金利や返済プランなどの条件が良いからといって、必ず借り換えられるわけではありません。

また、総量規制の範囲内であれば、借り換えかどうかの判断はカードローン会社には難しいため「借り換えではない」と嘘をついて申し込むこともできなくはありません。

しかし、多くの審査をしてきたカードローン会社であれば見抜くこともありますし、嘘がバレてしまった時は自分の信用を落とすことになってしまいます。

【よくある疑問】カードローンの借り換え編

カードローンでリボ払いを借り換えるデメリットは？

リボ払いをカードローンに借り換えると次のようなデメリットが考えられます。

• 金利が上がる可能性がある
• 返済金額が増える可能性がある

カードローンの金利は利用限度額に応じて異なり、限度額が高ければ金利は下がります。限度額は審査によって確定するため、リボ払いのときよりも金利が上がってしまう可能性があります。

また、利息を下げ長期的に支払うカードローンに借り換えた場合は、返済総額が上がってしまうこともあります。この場合、毎月の負担は下がっているため気づきにくいです。条件をよく確認しましょう。

金利が低いって本当？ろうきんのカードローンで借り換える

ろうきんは労働金庫法に則って運営されていて、営利目的で融資をしていません。そのため、一般的な銀行や消費者金融と比較すると低金利に設定されていて、年3.875~8.475%です。

低金利ですが、その分審査は銀行や消費者金融よりも厳しい傾向があります。審査の際に見ているポイントはカードローンと同様で、他社からの借入や返済の実績などです。

申し込みの時の条件には勤続1年以上、年収150万円以上などがあります。

借り換えを検討する時期は？

カードローンの借り換えを検討する時期で多いのは以下のようなタイミングです。

• 毎月の負担額が大きい
• 利息が大きく、元本が減らない
• 返済計画を変更したい
• 使いやすいカードローンに変更したい

毎月の返済が負担に感じるようになったときにカードローンの借り換えを検討する方が多いです。また、生活が変わり、生活に合った返済計画に変更したいという人もいます。

さらに、アプリや提携ATMが充実しているなど、自分にとって使い勝手のよいカードローンに借り換えたいと考えて検討をはじめる方もいます。

カードローン借り換え時の必要書類

カードローンの借り換えをする際に必要になる書類は次の2つです。

• 本人確認書類
• 収入証明書

本人確認書類とは以下のようなものです。

• 運転免許証
• 健康保険証
• パスポート
• 住民票

顔写真付きの本人確認書類があるかどうかで、必要になる本人確認書類の数や種類が違います。収入証明書とは以下のような書類を指します。

• 直近の給与明細や源泉徴収票
• 課税証明書
• 確定申告書

必要となる給与明細はカードローン会社や同時に提出する書類の有無でも変わります。

自分に合ったカードローンに借り換えよう

カードローンの借り換えるを検討するときにチェックすること

• 金利
• 返済月額
• ATMの手数料
• 支払日などの返済プラン
• 借り換え専用カードローンが向いている人……追加融資が不要な人
• 借り換え専用ローンが向いていない人……追加融資の可能性がある人

カードローンの借り換えの注意点

• 必ず再審査が必要
• 審査が甘いわけではない
• 審査では「返済能力」と「返済実績」をチェック

カードローンを借り換えると、金利や支払い総額だけでなく返済プランなども変更になります。自分に合った返済方法や利用方法ができるサービスを選びましょう。